インラインUVホログラム箔による
煌びやかな「インモールドラベル印刷」
ホロ箔の輝きが容器と一体化。
UV オフセットインラインフォイラーによるインモールドラベルの魅力
- 箔は、受けた光を輝きで返すというインクでは表現できない訴求力をもっています。
従来、ラベルに箔を使いたい場合、主にホットスタンプが用いられていましたが、精密な見当あわせができないため、デザイン上のワンポイントとして使うのがせいぜいでした。
当社の提案するインモールドラベルは、多くのパッケージやポスター、カタログ等で実績のあるUV インラインフォイラー機を用い、紙媒体と同一の手法で箔の印刷を行います。質感に優れたメタリックカラーはもちろん、高精細、高精度な箔のアミ表現や、プロセスカラーと組み合わせたグラデーションまで…。不可能だとあきらめていた複雑なデザインにも対応可能です。
UV オフセットインラインフォイラーによるインモールドラベルで、今まで存在しなかった表現を形にしてみませんか?
UV オフセットインラインフォイラー用ホログラム箔
- 立体的な輝きを持つホログラム箔は、通常箔にないインパクトが特徴。インモールドラベルにホログラム箔を選択すれば、デザインの幅が広がるばかりでなく、アイキャッチ効果もUP します。曲面を生かしたデザイン展開でホロ箔の効果はさらに向上し「同じような製品群に埋もれない」高い訴求力を持った製品に生まれ変わるでしょう。
パターンはレインボー3 種の他に2 種類のテクスチャをラインナップ。ラベルのデザインやボトル形状に応じて使い分ければ、より効果的な演出も可能です。
容器に利用される素材
- 現在当社で対応できる素材は、PE(ポリエチレン)およびPP(ポリプロピレン)。どちらもシャンプーや洗剤のボトル等多くの商品に使用されている。いずれも低コストで、耐衝撃性、耐薬品性に優れる。
容器ラベルの種類
- タックラベル:
- 粘着材付きの紙やラミネートラベル。ごく一般的で従来から広く使用されているが、ラベリング工程が必要なのと、仕上がりは段差があり剥がれやすいのが難点。また、廃棄時にラベルと本体の分別が必要。
- シュリンクラベル:
- 熱で容器の形状にフィットさせるフィルム。ロットに応じてグラビアやフレキソを使い分ける。ビン、樹脂、丸型、角型とマテリアルや形状を選ばないのが特徴だが、熱による変形を考慮したデータ作成が必要。また、本体と完全に密着するものではないため、水回りの使用には敬遠される。安っぽいルックスで安価。ホットスタンプにより箔表現可能。
- インモールドラベル:
- ボトルの成形時にラベルを一体化させる方法で、貼付工程が不要となりコストダウンにつながる。ラベル端部に突起が発生しないため物理的に剥がれず、耐水性、耐薬品性、耐摩擦性に優れる。また、直印刷に比べ、写真やグラデーションの再現性に長け、精密な図柄やカラー印刷が可能。紙ラベルのように使用後、剥がして分別する必要がない。
- スクリーン印刷:
- ラベルではないが、ボトルに直接印刷する手法。化粧品やトイレタリー製品に広く用いられる。ガラス、樹脂と素材を選ばず、厚いインキ皮膜により高級感に優れるが、写真などの連続階調表現には向かない。高コスト。
インモールドラベルの印刷方式
- グラビア:
- 版に耐久性があり、web での高速印刷も可能で印刷精度も高い。しかし大量ロット印刷向きであるため、小ロットの場合には単価が高額となる。また箔印刷はできない。
- UV フレキソ:
- シールラベルには最適の方法。小回りが利き汎用性も高いが、印圧によるマージナルゾーンのコントロールが難しく見当精度にも若干不安が残るため、高い精度が要求されるものには不向き。フォイラー搭載機であれば箔印刷は可能であるが、高精細の図柄には向かない。
- UV オフセット:
- 網点の調子再現性がよいため実際のイメージに近い表現が可能だが、インキの膜厚が薄くグラビアやフレキソに比べ立体感が出ない等のデメリットもある。フォイラー搭載機であれば箔印刷が可能で、フレキソを凌駕する複雑なデザインにも対応できるのが特徴。
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