日本初、箔+カラー+ニスの同時印刷を可能にした
最新鋭の高級印刷機[インラインフォイラー]
ローランド700インラインフォイラー7色機を日本初で導入
インラインフォイラー(コールドフォイル印刷)の特徴
- 紙厚 0.04mm~1mm まで対応。紙寸法(最大)740mm×1,040mm。印刷領域(最大)720mm×1,000mm。箔寸法(最大)710mm×980mm。
- 箔を紙に転写、定着させるために、専用のりを使用します。こののりは、通常のインキと同様にオフセット印刷できるので、箔押し(ホットプレス)では難しい120線までの微細な表現が可能です。
- 箔貼り(箔の転写)、印刷、ニス引きがワンパスで行われるので、正確な見当調整ができます。
- オフセット枚葉印刷機で箔を転写するため、今までの箔押し(ホットプレス)に比べて格段に生産性が向上します。
- 紙にのりを印刷し箔を貼る工程のため、熱や圧力がホットプレスほどはかからず、用紙の変形も少なくなります。そのためコールドフォイルとも呼ばれています。
- 箔は用紙上に平滑に貼られるため、箔の上から印刷が可能になり、多彩な表現ができます。
- 白紙へ部分的に箔を転写するため、紙白をそのまま使用することができます。蒸着紙と違い、白インキを使用しないため、箔の転写されていない部分(光沢のない部分)の色の再現性が高くなります。
- もちろん箔を印刷しない場合は、通常の7色+ニスとして印刷可能でヘキサクロム6色印刷が可能です。
UV印刷
- UVとは、紫外線(Ultra Violet ray)のことです。UV印刷とは、紫外線を照射することによって瞬時に硬化乾燥するインキを使って印刷する方法です。
- UV照射によって、瞬時に印刷面に固着、硬化するため、インキがなかなか吸収されない樹脂や、ホイルの上にも印刷することができます。
- UVインキは油性インキに比べ、インキ皮膜が強いため、パッケージなどの印刷に適しています。
Gフルート段ボール印刷
- ROLAND700と、CONTITECH のブランケットの組合わせにより、Gフルート段ボールに対し、フルートをつぶさずにダイレクトに印刷することができます。
ニス加工
- 印刷物の表面保護、美粧性、機能付加の目的で、ニス加工が行われます。
表面保護 耐摩擦、耐罫線割れ、耐水
美粧性 光沢、マット、エンボス、金、銀、パール、スポットニス
機能付加 滑り止め、剥離性、抗菌性
- これらの加工をインラインにて行うことができます。
- 特に箔を貼った後の表面保護に最適です。
プリプレス
- FMスクリーニング
20μmの均一な網点により、滑らかな階調表現が可能です。
品質管理
- インライン紙面検査装置(イーグルアイ)
CCDカメラにより、1枚1枚インラインにて印刷面の濃度変化、キズの有無の検査を行います。不良品は検出され次第、損紙分離排紙システムにより、デリバリー部とは、別に排出されます。
- 濃度、色相数値管理装置(カラーパイロット)
印刷物1枚1枚に、カラーパッチを印刷し、その濃度を計測し保管することにより、色再現性を確保します。
印刷工程・サンプル
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